2006年10月03日

囲碁普及 動画配信の可能性

 以前、タイトル戦等でのストリーミング配信に関する投稿をしましたが、多少難しい面もあるかと思ったら、久しぶりでアクセスしたタイゼムでは、既に動画による?講座解説が行われているようです。

 つまり、技術的にはそう大した問題でも無いようですし、技術的・或いは新しいビジネスとして、ニュースになり始めてからは、そう目新しいものでも無くなって来ました。

hylom曰く、"TVバンクは9月26日、「数万人規模のユーザーに対して高画質の動画コンテンツを同時に配信できるシステム」を開発した、と発表した(プレスリリース)。 このシステムは「BBブロードキャスト」と名付けられており、オーバーレイマルチキャストと呼ばれる技術を用いているそうだ。動画データを分割してサーバーから配信するとともに、クライアント同士が通信してそれぞれがもつ分割された動画データをやり取りすることで、動画配信に必要な帯域幅を削減する技術とのこと。



クラビットは7月31日、PC向け映像ダウンロード販売サイト「ダウンロード・アリーナ」を開設し、200タイトルのコンテンツ販売を開始した。

 「ダウンロード・アリーナ」は、アニメ、グラビアアイドル、落語、演劇などのエンターテイメント系や、鉄道、ダンス、スポーツレッスン、囲碁将棋などの趣味・実用系を中心に、PC向けにコンテンツをダウンロード販売するサービス。中心価格帯は210円〜840円で、購入後は追加料金・視聴期限なしに繰り返し再生することが可能だ。


 動画配信…実際には、囲碁は棋譜があればよく、大した事ではなさそうであっても、やはり動画による解説や講座というのは、文字による通信よりもずっと分かり易いでしょう。
 そして、何よりも相互方向性があって、例えばネットのユーザーが、ある質問をした場合、それを見た聞き手側が、質問を解説者に尋ねるなど、今までに無いものが出来上がると思います。
ストリーミングイメージ図.jpg
posted by SeaChild at 18:29 | Comment(3) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年09月27日

囲碁普及 中国のネットユーザーが選んだ韓流

 韓国、中央日報にて中国のネットユーザーが選んだ「好きな韓流トップ10」(←クリック)と題して様々な分野の韓流が紹介されていました。

 どうも日本で韓流というと、ドラマの役者や歌手という印象が強いのですが、韓国のものであれば、概ね韓流ということの様です。
 そこで面白いのが
スポーツ・文化界では李昌鎬(イ・チャンホ)、李(イ)・セドル、朴智星(パク・チソン)、犒溢襦淵船隋Ε侫鵐劵腑鵝法・堕膣次淵▲鵝Ε献腑鵐侫.鵝法⇒畄秀(イ・チョンス)、チェ・チョルハァΒ劉昌赫(ユ・チャンヒョァλ、ユ・スンミン、パァΖヨンフンぁΑπれた Τこで囲碁界ぁΧ人、サッァ・ぁΤ人も董γたのは ・国人たちぁο碁とサッァ・にそれだけ関心ぁ・いぁ・と検・れる。」

 としてあり(数回試しましたが何故か文字化けしてしまいます)、やはり日本では韓流=映画・ドラマであって、仮にスポーツ・文化部門を選ぶとしても、囲碁は恐らく出て来ないだろうと思われますね。
 これまた不思議?な事に、案外日中関係は冷え込んでいると言われても、囲碁に関しては、依田 紀基氏は「老虎」と呼ばれていた記憶があります(違ったかも知れませんが…)
 要するに、純粋に強ければ誰でも、人気(認知)が高いという事ですね。また中国で囲碁の普及に貢献した藤沢秀行名誉棋聖も、非常に有名であるようです。

 政経分離と言いますが、文化(カテゴリーによりますが)に関しては、元々余り経済とも政治とも関係が無く、自然と受け入れられるという事ですね。
posted by SeaChild at 19:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年09月12日

囲碁普及 左利きは有利!?

 全米経済研究所が公表した論文によると、同等の教育を受けた人の場合、左利きの男性は右利きの男性よりも15%多くお金を稼ぐそうです。
 大卒の場合、その差は更に大きくなり、左利きの人の方が26%多くお金を稼ぐようです。(リンク切れの場合あり

「経済学的、統計学的に顕著な違いが数点明らかとなり、利き手に関する更なる調査が必要である。しかしこれらの事例について、なぜそうなるのかきちんと説明できる理論は見つかっていない」と研究所は発表している。という事ですが、不思議とこの関係は女性には見られなかったようです。

 素人考えでは、以前述べたように、男性脳の方が左右どちらかに特化する傾向があり、そのせいでは無いかと思いますが、生まれてからずっと左利きであった場合、継続して右脳を刺激している事だけは確かでしょう。
 恐らく、情緒とか感性といった面以外にも、例えば図表を元に自己の理論を展開できるとか、その逆に他人の意見を直ぐに理解できる、といった何かしら右脳に関連するような能力にそれだけ秀でているという可能性がありますね。

 しかし、率直に半年程度囲碁をやった所で、直ちに左利き人間に迫るかといえば、そんな事も無いでしょう。
 実際には継続する事と、目的が手段にならずに(囲碁だけにのめり込まずw)気楽に出来ればと思います。

 現代社会の場合、殆どの活用分野が左脳になります。従って如何にも左脳を鍛えれば良さそうですが、結局左脳は右脳との連動によって活動しているようです。

 これは、心と体の関係に似ていますね。普段は行動や運動能力、技術面等に評価が行きがちですが、現実には心が「そうしよう」と思わなければ、行動に表れず、常に心と行動が連動しているという事です。
posted by SeaChild at 19:24 | Comment(5) | TrackBack(1) | 囲碁普及| Edit

2006年09月09日

囲碁普及 幽玄の間に多国籍サーバーを

 幽玄の間で、右下に広告が出るようになりましたね、正確に言えば法人特別賛助会員というものだそうです。
 つまり、純粋な広告でも無いですが、他国のサーバーで使う分には、広告で良いのかも知れないな、と思いました。

 最も、それなりのユーザー数が整わなければサーバーの維持費を捻出できないし、そもそもサイバーオロという韓国棋院の子会社系のソフトなので、そちらの主導になるのではないかと思います。

 以前のPCが壊れる前は、java製等の対局ソフトを入れてみたりした感触では、案外海外のユーザーも多そうだという印象でした。
 完全なWindows製アプリという点では、比較的幽玄の間は使い易い部類に入るでしょうし、選択肢が増えるのは良いと思うのですが。

 現状で有望なのは、プロ組織もあるという米国と、韓国棋院で普及広大しているロシア、EUといった所だと思います。
 案外西側諸国が多いような感じですが、今までの普及活動の成果という所では無いかと思いますが、暑い国等は余りボードゲームの類は普及しづらいのでしょうか??個人的には、インドの人は何かITとか数学とかのイメージがあって、やり込めば強くなりそうな気がするのですが。

 メリットとしては、勿論日本側の利用者にも対戦相手が増えるというものと、海外の利用者にはそれなりに観戦・対戦を通じての理解の促進や、やはり母国語が通じる専用サーバーが有った方が、利用し易いと思います。

 最も、これには元々早い時期から、各国の国旗のアイコンが備え付けてあったりするのと、サーバーが増える事を前提にしたような空きスペースがあるので、何れそうなるのではないかと考えています。

 
posted by SeaChild at 17:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年02月17日

囲碁普及 囲碁は道具!?

 以前にも、昔の日本人と今の日本人では、囲碁に対する認識が違っているのではないか?という事を書きました。
 現代では、普通一般的な囲碁に対する認識は、恐らく「ゲーム、レクリエーション」等では無いかと思います。

 一方、ゲームというと、日本ではお家芸?のテレビゲーム等を連想する人も多いと思いますが、ゲーム理論という用語がありますが、海外では頭脳ゲームそのものを、教育補助に役立てようという思想を持っている節があります。
・トンプソン中学校レポート
・アメリカの公立小中学校の子供達に囲碁を教えた結果の報告書
国際マインドスポーツ協会―IMSA設立へ

 目を転じて現代日本では、というと「棋力至上主義」の様な状況となり、これが入門者の排除に繋がったり、囲碁を教えると言うよりも、自らの棋力向上を…来年は○段を目標に、といった状況になっているのでは無いでしょうか。
 これが、囲碁=ゲームという認識になっている大きな要因では無いかと思います。

 NHKニュースで報道された様に、囲碁で前頭前野が活性化する事が証明されたのに加え、情緒や感性を司る右脳も活性化します。
 そして、更にもう一つ付け加えるならば、囲碁そのものに、様々な示唆的要素があります。よく人は「囲碁は人生の縮図だ」と言いますが、これだけは中々、囲碁を知らない人から見れば、囲碁好きの大言壮語・妄言にも聞こえるかも知れません。

囲碁は経営に似ている?

 初心者の内は、石を取る事に集中する傾向があります。それは、理解がし易い・判りやすい為でもありますが、しかし、目が慣れていないので、石を取る事に夢中になる余り、自分の石の断点が出来ても気が付かず、「取ろう取ろうは取られの元」という格言どうりの結果を招く事になります。

 同じ様な事を繰り返して痛い目を見た後に、少しずつ開眼して行く訳ですが、初心者程近視眼的になっていて、全体を見渡しての判断が、出来難い性質を持っています。
 これは自分自身でもそうだったし、他の多くの初心者の対局を見ましたが、同じ傾向を持っています。

 例えばある部分的な局地戦で、初心者なら何度か手を入れて、相手を倒そうとします。しかし、上手の人は相手を小さく活かすか、捨石にしたりして、より大きなところへ進む事をします。
 もちろん、全体を見れている場合ですから、状況によって必ずこの通りとは言えませんが、強い人程大局観に優れている点は、間違いないでしょう。

 欲張ったり気負ったりすると負ける、不思議な囲碁ですが、こうした点等を通じて、経営者の方の多くは「囲碁は経営に似ている」という事を述べています。
 ビジネススクール等を手がける、グロービスの堀義人氏も、そういった自論を持つ人物の一人です。

囲碁を基礎体力作りに

 現代社会で問題となっている事柄は、前頭前野の働きとかなり関連性がある様に感じられますが、囲碁自体にそういった問題を克服して行くだけの可能性を多分に秘めていますが、囲碁を打ちさえすれば道徳観が向上する訳でも、数学や社会の成績がよくなったり、起業できたりする訳では、無論ありません。

 しかし、野球選手やサッカー選手がランニングをするのも、別にそれで技術が向上する訳ではなく、体力作りの為に行っている訳です。
 如何に技術面に優れている選手でも、10分と持たずに肩で息をする様では、試合には出れないでしょう。
 その為の基礎的な体力作りの為であって、囲碁も学生や社会人の為の、脳の基礎体力作りとして、ランニングの役割を果たすのでは無いかと思います。
posted by SeaChild at 18:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年02月13日

囲碁普及 学校教育に囲碁2

 先日、NHKにて次ぎのニュースが報道された様です。NHKニュース(囲碁で前頭前野が活発に)中々タイムリーなネタでしたが、東北大学―川島隆太教授の調査によると、どうやら囲碁によって、想像力や感情の抑制などを司る、前頭前野が活性化されるのが確認されたとか。
 脳科学の専門家では無いので、右脳の活性化など、そちら方面を考えていましたが、前頭前野の重要性…これは案外、相当なものかも知れません。

 何故なら、前回の投稿にある様に、○×試験では子供の想像力や問題認識、主観性に基いた判断力を奪ってしまう、といった事以外に、盲目的・受動的な受け取り方と、結果が良ければ良い、という答えに至るまでの経過の評価が無い事になります。

 簡単に言えば、色々考えた結果導いた答えと、勘やサイコロで出した答えも、合ってさえいればそれで良いという事に成ります。そこまで行かなくとも、概ねこういった問題は記憶力に委ねられる部分が多く、左脳が働けば割と結果はでるのでは無いでしょうか。
 教育だけの問題ではないですが、北大医学部の澤口俊之教授が以下の様な事を述べています。
「問題意識がない、指示を待っているだけ、計画性がない、というような学生が増えました。あきらかに前頭前野の働きがにぶっているような学生が多く、研究どころではないという状況です。これは、各大学の教授の集まりでみんなが一致する現場の意見です。だから、今の大学院生は、入ってきて2年くらいは前頭前野の働きを高めるような教育から始めます。いろんなプログラムを各学生にあわせて毎日行い、研究者としての土台を作るのに2年かかるんです」

 右脳の強化が、感性や情緒といった面に対して働きかけるという事は知っていましたが、人間と他の動物との脳の違いは、発達した前頭前野があるか無いか、という事の様です。
参考リンク
脳の基礎知識
前頭前野・教育システム
ニュースリリース(囲碁と脳に関する研究)
 他、以下に囲碁に関する特徴などをまとめてみました。

  • 何も無い状態からの構築
     初め盤上には何も無く、また碁石そのものは、決められた役割が無い為に、一手一手の積み重ねによって、初めて役割を与えることが出来る。
  • 主観的な想像力
     サイコロその他偶発的な介入が無い為に、判断は全て対局者自身の判断に委ねられる。
  • 全体的な構成力
     局部的な勝利の積み重ねで勝つというよりは、常に全体的な構成力が要求される。つまり、近視的な見方よりも、常に先を見た大局的な構成力が要求される。
  • 自由な着手による、独創性
     ルールそのものは、極めて少なく自由度が非常に高い(※参照)その為、対局者独自の発想が発揮されやすい。
  • 想像力・感性を磨く
     実際には打たない状態で、仮にここに打つ、相手の応手はこう来るとすれば、こちらに打つべきか?といった、頭の中で行う想像力が必要になり、同時にパターン認識能力も養われる。
     また、全体のバランスを考慮する等、感覚・感性なども要求されてくる。

  • まだ色々とあるでしょうが、ざっと見てもこれだけのものが要求されて来ます。当然ながら要求されるという事は、繰り返す事により強化・鍛えられるという事に成ります。
     老人の認知症にも効果があると言う事なので、対人対局といえば、全国の碁会所等もこれによって、賑わいを見せるキッカケになるかも知れませんね。
posted by SeaChild at 19:25 | Comment(0) | TrackBack(2) | 囲碁普及| Edit

2006年02月10日

囲碁普及 学校教育に囲碁1

 今まで幾つかの学校で囲碁を教えているという話題がありましたが、これに関しては賛否両論があると思います。
 囲碁という優劣の付くものを、教育の場に持って行くのはどうか?という意見もあると思いますが、これに関しては教科の一つとして捉えるのでは無く、あくまで教育補助の一環としてという意味になると思います。
 授業であった事柄…或いは試験にでるもの、という事を思い起こせば、どうも記憶力?もしくは要領の良い人の方が成績が良いのではないか?そして、試験を過ぎてしまえば、そんな事など忘れてしまうのではないか?という気がします。囲碁は、記憶するという点では大したルールを持ち合わせず、尚教育にとって重要な、主観性・創造する力を育てるという面があります。

戦時中のドサクサで生まれた○×試験


 ルーズベルト政権の頃1941年から始まる第二次世界大戦の中で、軍需拡大による一般労働者・技術者の大量採用が急務となりました。
 その為、採用試験に際して、処理のスピードアップという名目で、○×試験が行われるようになり、それが1947年に、教育の現場にもSAT―「全米共通進学適性試験」というものが実施されるようになります。
 この試験方法は、科学的・客観的な評価に優れるという事でしたが、大分前にアメリカの教育界では大問題となりました。
 
 問題1「○○に関して正しいものを、次の5つの中から選びなさい」といった形式で出される試験には問題そのものを自分で選べない、5つの中からしか正解を選択できない、という短所があり、子供にとって想像力、観察・洞察力といったものを奪ってしまうのです。
 
日本に持ち込まれた二元論的思考

 
 戦後GHQによって、様々な事柄が改変されました。ドイツのワイマール憲法を写して、僅か2週間で日本国憲法が誕生しました。
 教育界にも、上記の試験方法が導入される事となりました。しかし、この試験方法では「一方的な情報=教育の詰め込み、詰め込まれた情報の中からの選択=試験の解答」という人間の危機管理能力、問題点はどこかを探す力、主観に基いた意見、想像力を消し去ってしまうのです。
 むろん、教育だけの問題では無く、恐らくはテレビ、ゲームと言った一方的な情報をただ享受するだけというメディアの氾濫など、色々な点にある事でしょう。

 また、経済活動をする内に、サービスの強化、便利さの追求がなされた事も一要因としてあったと思いますが、人間は徐々に依存性が高くなり、更に悪い事に、何かが間違っていると思う、しかし、それが何でだか判らない、といった判断力や問題点を自ら見極める力を失っているのです。
 
 囲碁はその問題に関して、一石を投じ得るのではないか?という気がします。次回はその点に関しての考察にしたいと思います。
posted by SeaChild at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年02月08日

囲碁普及 囲碁が10倍おもしろくなる本

 題名どおり囲碁が10倍おもしろくなる本を読みました。
 前回の投稿にあるように、初心者というか、囲碁を全く知らない人でも、案外「囲碁って陣地を囲っていくゲームでしょ?」という事は知っていたりします。

 随分前から、こうした事が言われて、且つそう教えていたのだと思います。同著には、最盛期1200万人いた囲碁人口が、僅か12年で800万人も減少してしまった。という事に触れています。
 実は自分も、この間多くの囲碁ファンが他界してしまったのでは無いか?と考えていたのですが、それも勿論あるでしょうが、大きな要因として、囲碁を習い始めた初心者が挫折したのが原因ではないか?と述べておりました。

 確かに、囲碁を習得する事に関して、初期には特に難しいと感じたりします。しかし、難しくする原因というものが、実は「囲碁とは陣地を取り合う陣取りゲーム」「囲碁の勝敗は囲った陣地の大きさや数で決まる」と表現する事に問題があるのではないか?という定義をしています。

 なるほど…と思いました、凄い着眼点です。確かに囲碁を覚える時に、先ず教えられるのが陣地の取り合い、及びアタリ等に関してで、初心者同士では先ず、その陣取りという言葉から受けるイメージが、全く囲碁の進行とは違っている点、更にプロの対局になると、もっと難解になるという点があります。

 これに関しては、代案として「囲碁とは石を囲うゲーム」「勝敗は生きた石の大きさや数で決まる」と定義しているのです。成るほど…この方が、対局を観戦していても、判りやすいのです。
 何故かと言えば、囲碁の入門書にある様な、綺麗な形の陣地というのは、実際にはまず出来ない、相手も自分も入り組んで、どこが陣地取りなのか?という状態に陥ってしまう為です。
 その点では、むしろ「ここが囲えそうだ」「ここが囲われそうだ」という目で見る方が遥かにわかり易いのです。
 具体的には、同著を読まれる事をお勧めします。以下簡単に教え方という点をご紹介すると


  1. 入門は「9路盤ポン抜きルール」以外、一切ほかのルールは説明せず、好きなだけやらせる
  2. その間に絶対対局者の手について、色々口出しをしない
  3. ポン抜きを行う内に、次第に目が肥えて行き、勝負が決まらなくなってくる
  4. 100回以上行った上で、絶対に取られないワザ(目が二つで生き)を教える
  5. 上記の様に、疑問が生ずる→教える…という事を繰り返す事で、自然に囲碁を覚えてしまう

 といったものです。また、その他様々な事柄に関して言及されていますが、曰く碁会所には、初心者を排除してしまう、もしくは級位者に冷たい所が多い、直ぐに対局者の打った手色々と口出しをしてしまう、マナーの悪い人が居る為、子供達に囲碁を教えようとしたら、マナー悪になって帰ってきた等が、事例を元に紹介されています。

 囲碁人口の衰退に関しては、棋院に全く問題が無いとは思いませんが、恐らく、こういった文化が出来つつあった事が、囲碁人口の衰退の要因の一つとして、深く関わっていたのではないかと思います。
 現在では、様々な碁会所でこういった点に気づき、初心者大歓迎!という所も増えて来たそうです。

 また、同氏は棋力認定は自由に行い、免状の取得に関しては、マナーに対して一定以上クリアした方にのみ認定してはどうか?と提言しています。
 なるほど、棋聖とは人格的にも優れた人に与えられるという事を、何処かで読んだ気がしますが、そういった人物に町や碁会所の名誉棋聖として、免状を取得して頂きたい様に思います。
posted by SeaChild at 23:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | 囲碁普及| Edit

2006年02月02日

囲碁普及 NHK杯について

 新春お好み対局に出演された、ゴスペラーズの北山氏と大相撲の普天王関の会話の中には、随分示唆に富んだものが含まれていた様に思います。

    Q.囲碁を始めたキッカケは?
  • 北山氏「親戚に打つ人が多くて、子供の頃から見ていて面白そうだな、と感じていた為」
  • 普天王関「ヒカルの碁」を読んで(これは番組内で語られた訳では有りませんが)
    Q.どういった形で始めたか?
  • 北山氏「周りに打つ人が居らず、携帯用ゲーム機で、これなら自分一人で出来ると思って始めた」
  • 普天王関「周りに打つ人が居らず、ネット碁で打ち始めた」

 以上が、会話の中で出て来た主だった内容ですが、キッカケは様々だと思いますが、どういった形で始めたという点については、恐らく多くの人が同様の経緯を辿っているのではないか?という気がします。

 周りに打つ環境が無い(碁盤や碁石等が見当たらない)、打つ人が居ない、といった事は当然非常にマイナスです。
 また、北山氏の様に少なくとも、環境はあったにも関わらず、周囲の大人が積極的に教えようとしなかった。という事もあると思います。

 例えばキャッチボールの様に、子供相手では拙いキャッチボールしかならないにも関わらず、相手をしてあげる大人は多いですが、囲碁の場合は大人同士で楽しんでしまっているのでは無いでしょうか?

 逆に言えば、北山氏が「なんとなく楽しそうだ」と感じたのも、大人達が楽しんでいた為かも知れません。
 今現在、それ程多くの碁盤が出回っていない為、誰かが囲碁を始めるキッカケ、もしくは目にする機会と言えばNHKでの囲碁対局では無いかと思います。

 ところが、これがまた逆に、囲碁が難しいとか地味だと感じられてしまう、大きな要因でもあると思います。
 碁を打つ人に対して、一番目にし易い場である筈のNHK杯が、逆に囲碁を知らない人を遠ざけてしまう要因に成りかねない、というのは皮肉ですが。
 とはいえ、これを面白おかしく、また初心者が分り易い様に、毎度毎度「アタリ」から説明したりしていては、とても現実的ではありません。

 ヒカルの碁のヒットを見ても分るように、動機やキッカケと言ったのもは、やはり「面白そうだ」とか「やってみたい」と思わせるようなもので無いと、成らないと思います。
 その点で、毎週毎週放送されるNHK杯では、その重要度も大きいように感じます…が、意外にも、囲碁は陣取りゲームらしい…と何となく概要は知っている人は居ますが、局面を見て何がなんだか判らない、という人だけです。

 ただでさえ、プロ対局では分り難い局面になり易いという事もあって、前回の様な判断を助けるアプローチもあった方が良いと思います。
 これとは又別に、年齢性別国籍を問わず観覧者を募って、公開対局になったら面白いと思うのですが…
 その際に、時折見学の子供に感想を尋ねるとか、質問に回答する等あれば、ある程度初心者向けの解説になるのと、何より視聴する人に対して、たとえチャンネルを変えている内に偶々見た様な人に対しても、決してチンプンカンプンなものでは無く、子供でも参加して質問したりしているんだ、という従来のイメージの払拭に役立つであろうと思うのですが。
posted by SeaChild at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | 囲碁普及| Edit

2006年01月26日

囲碁普及 RSS配信

 最近ではRSS配信でのニュース等は当たり前の様になって来ました。昔PointCastというツールがあった様に記憶していますが、その時と比べて今はブロードバンド時代。パッシブ型の情報収集をするには、便利になったと思います。

 ところが、現在の所プロ棋士含めアマチュアの方でも、多くの囲碁関係のブログが出てきましたが、ニュース配信系では見当たらないのです。
 ブログも双方向性でのコミュニケーションが取れるという意味では良いのですが、ニュースの様に、一方的に情報を受け取る場合にも、RSS配信がなされると便利と思います。

 現在、大まかに言って、単体アプリ型のRSSリーダーと呼ばれるものと、PCのデスクトップに常駐させておいて、更新があった場合に知らせてくれるティッカー型があります。

 これらの使い方は、個人のブログを見るのも良いのですが、ニュース配信を随時受信したいと言った使い方では威力を発揮します。
 しかも、大抵の場合は、検索キーワードを設ける事で、自分の知りたいものだけを取り込む事が可能です。

 棋戦の情報、中継のスケジュール、イベントや、その他囲碁ニュース等の情報をRSS配信してくれると、ユーザーが情報を拾い易くなるだけでなく、ブロガーに設置してもらえる利点もあります。

 例として、よくブログのサイドバーについている、ブログパーツというものです。下にある様に、オリジナルのデザインというのもアリかも知れません。

 


 また当サイトには、ブログ更新情報というパーツを設けていますが、これももちろん、自分でチェックしている訳では無く、RSSを自動収集している訳です。
 以下は純粋な、テキストタイプのもので、見易さやクリックし易さ等の利点があります。

 RSS配信をする事によって、ユーザーが自ら情報を探さずとも拾える、各ホームページやブログに設置してもらう事で、情報発信口を大幅に増やせるという利点があります。
posted by SeaChild at 22:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年01月06日

囲碁普及 2007年問題2

 さて、今回は上記問題での、良い方面を考えてみたいと思います。少なくとも言える事は、団塊の世代に「時間的余裕ができる」という事です。
 金銭的に余裕があるのは確かですが、退職金等の一時金があっても、年金支給などに先行き不透明感があり、財布の紐が硬くなるのではないか?という見方もあります。

 時間的な余裕という点では「将棋ビジネス考察ノート」さんのこちらの記事が参考になると思います。

 2泊3日等による、タイトル戦観戦ツアーです。ただでさえ、タイトル戦の行われる所は、観光しても面白そうな場所が多いですから、個人的にも興味を惹かれます。
 タイトル戦前日に到着、観光後に対局場、記者室、検討室の見学とサイン&撮影会、前夜祭はむろん、打ち上げ迄参加というのも面白そうです。

 また対局者と同じ食事が取れる等も面白いアイデアだと思います。大盤解説会が毎回満室になるのか、高額でも利用者がいるか?という点も問題となると思いますが、専用解説会というのも面白いと思います。その際には、碁盤と検討室の様なモニター経由の画面等で、プロ棋士による解説+検討付きなどではプレミア度が高そうです。
その際には3時に棋士と同じおやつを食べつつ…という事も良いでしょう、担当記者による、今朝の両対局者の様子…これは無理か^^; とにかく、参加したいと思える様なツアーがベストです。

 その他、団塊の世代が地域社会の活動をはじめる一環として、地域コミュニティに対する動向等が多く取り沙汰されています。
 囲碁普及研究所というサイトには、神奈川県横浜市で行われている「はまっ子ふれあいスクール」という活動に言及されています。
 こちらは、図書館にも横浜市の教育委員会の広報用冊子が置いてあります。(残念ながら囲碁が取り入れられて以降のものは、手に入りませんでした)

 上記の様な活動を行いたい。同世代の者達や、子供達に囲碁を教えたい。と考えている人は多いと思います。
 そういった人達への、活動の場の提供、その他支援といった事を、行った方が良いのではないか?と思いますが、如何でしょうか。
posted by SeaChild at 18:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年01月05日

囲碁普及 2007年問題1

 2007年以降、団塊の世代が大量に退社をはじめるそうです。これは、何か別のニュース等で聞いた事がある人も多いでしょう。
 この事に関して、よい面・悪い面が考えられますが、余り目を背ける訳にも行かないので、先ずは悪い面に関して、考えてみたいと思います。

 先ず、考えられるのは、団塊の世代は新聞に依存する度合いが高く、キオスクでの新聞の売上低下が懸念されます。
 家では、A新聞、通勤途中にY新聞、会社に着いたら経済新聞と、毎日3種類程の新聞に先ず目を通すのを日課にしている人も、割合と目に付きます。

 新聞全体の売上の内、駅での販売がどれだけの割合かは分りませんが、打撃には違いないでしょう。それでなくとも、ネット広告費の売上が上昇しているのです。
 新聞そのものは、囲碁と同じでそう簡単には消滅しないでしょうが、人々の情報収集の手段が多様化しているのは確かです。

 会社で新聞を取っているなら尚更、ネット世代の台頭によって、家でも新聞を取らない。ネットや携帯から、必要なものだけを抽出して、即座に知れる。というライフスタイルをとる人も増えるものと考えられます。

 また、会社の経営者や重役等、囲碁を嗜む世代も次第に現場を退き、20〜40代という最も囲碁をやらない世代が台頭してくる時期でもあります。

 日本の国内棋戦の多くは新聞社主催のものが多く、タイトル戦は賞金の額で格付けがされるそうですから、手合料金など、別のところでしわ寄せ(契約料の改定など)が来る可能性もあります。
 いつの日か、こういった事態が訪れるとも限りません。費用対効果という点で、国内棋戦の新たなるスポンサーを探すのも、難しい問題です。

 現状では、国際棋戦の方が、現実的と思います。少なくとも現状、囲碁普及は重要と思いますが、それにプラスして、如何にプロフェッショナルに対する興味を、一般囲碁ファンが持つか?という点も考えて行かなければならないのではないか?と思います。
posted by SeaChild at 19:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2006年01月04日

囲碁普及 新春お好み対局

 やっぱり新年だから、一発目は明るい話題にしました。そうです、ゴスペラーズの北山さんと大相撲の普天王関の【新春お好み対局】見た方はいるでしょうか?
 双方とも、対局に臨んで勉強をしていた様ですけど、それにしても、案外良い手が多くて内容もこれまた、初心者に分り易い局面で、とてもよかったですね。

 マリナーズのイチロー選手や、アナウンサーの鷹西美香さん、歌手の太田裕美さん等、碁打ちの方は色々と居ますので、また今度こういうのやら無いかな…と思っています。
 当然、この手のものでは、初心者というか、全く碁を知らない人も見るでしょう。その意味では、局面が複雑怪奇なプロ対局よりも、分り易くて良いですね。

 ちょっとくらい?これ見た人が碁を始めようかな?とか思うかも知れない!?その効果の程は判りませんけど、初心者の人が見ても、判り易い工夫とかは必要と思いました。
 もっとも、囲碁用語の解説など、知っている人からすれば、毎度解説されても困るだろうし、もっと高度な解説を望む向きもあると思います。

 ただ、初心者からすれば、よく分らない展開の応酬とも言えるでしょうから、囲碁ゲームやネット碁などで使われる「地合い判断」「形勢判断」という機能が使えたらなーとも思います。
 これは、序盤はいい加減・大雑把な判定でも、理解の助けになりますし、初心者の人が見てもわかり易いかなー?という気がします。

 (大盤とは違って、パソコン画面か、もしくは何か他の工夫が必要になって来てしまいますが・・・)

jiai.PNG
 
posted by SeaChild at 21:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2005年12月26日

囲碁普及 男子小学生の囲碁調査

 小学館の「教えてネット君調査隊」に男子小学生の囲碁・将棋意識アンケートというのが載っていました。更に詳しい内容に関しては、同ページ下記のPDFにあります。

 自分の子供の頃を思い出してみても、将棋部や将棋クラブというのはあっても、囲碁部や囲碁クラブは有りませんでした。今は大阪府の教育委員会の認可によって、大阪方面では囲碁が学校で教えられるなど、普及面で進んでいるようです。

 囲碁普及と一口に言っても、全く知らない人が囲碁を覚えて初めて競技人口が増える訳ですが、案外打つ機会が無い。もしくは初心者な為、周りに強い人が多く、挫折する等のケースが考えられます。
 ネット碁もしかり、町の碁会所でもこういった話を時折目にします(実際に碁会所に行かない為、こういった経験をした人の又聞きですが…)
 
 同PDFファイルの内容によると、将棋の方がポピュラーであるに関わらず、ネットやゲームソフトで囲碁をやりたいという生徒は、将棋に匹敵するようです。
 また、小学生男子で囲碁をする生徒は22.9%、ルールを知っているがやらない・できない生徒が77.1%となっています。

 囲碁を教えるという事も、競技人口の広大や、そのキッカケ作りとして重要ですが、打てる環境を提供したり、教室などを開催する等のケアも重要不可欠な事だと思いました。
 環境という面では、ネット碁で打つ事を希望する生徒が多い事に加え、距離や時間的制約も無いため、ネット碁で展開するのが、当面良いのではないかと思います。

 ただ、同じ棋力同士、同じ子供同士などで、自由に対局できる環境も必要と思いますし、判らない生徒や、難しいと感じている生徒等に、教える人を設置する等の事も必要かも知れません。
 ゲームでやりたいと考えている生徒は、囲碁というゲームの性質上、次世代機や更に次の世代機というハイテクゲーム機用には、販売されなくなる恐れもあります。その意味でも、ネット碁でのそういった整備は必要と感じます。
posted by SeaChild at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2005年12月11日

囲碁普及 院生のブログ2

 実は院生の人のブログというのは、案外ある様です。一見すると一般的なアマチュアの人が作ったブログと間違えてしまいそうですが、これまたひょんな事から知る事となった、院生の人のブログ

ibachan 一億への道

 おそらくは、ここが世で最初の院生のブログという事です。もっとも、今まで気が付かなかったのも、さもありなん。
 記事全体を見ると、院生のブログが立ち上がり始めたのも、最近の様です。その意味では梅沢由香里五段のブログがキッカケとなったのでしょうか?なにか面白い話のリーク(?)もあるかも知れませんね。

posted by SeaChild at 11:23 | Comment(2) | TrackBack(2) | 囲碁普及| Edit

2005年12月06日

囲碁普及 院生のブログ

 最近プロ棋士のブログが増え、更にアマチュアの囲碁ブログも、案外多いものだな…と感心させられましたが(実は、インターネットを最も利用する20代〜40代が、囲碁に最も馴染みの薄い世代)ウロウロと徘徊している内に、院生のブログを発見しました。

sakkiの囲碁日記

アマチュアには、まだまだ得体の知れない所もある囲碁の世界を、多少なりとも感じが掴めそうな気がします。
 最も、伝統的な技芸の分野で言えば、男女平等であり(女性が碁を嗜むという事自体が伝統的なんですが)そういった面での閉鎖された感じは全く受けませんが、何にせよこれまでは記事を読む、或いは棋譜を見る、といった余り棋士の顔が見える事の少なかった世界なので、歓迎すべき事だと思います。

posted by SeaChild at 17:32 | Comment(2) | TrackBack(3) | 囲碁普及| Edit

2005年12月02日

囲碁普及 囲碁と脳の関係

undefined
 こちらの本には、PET(陽電子放出断層撮影)という装置を用いて、集中的にアマ及びプロ棋士の囲碁の問題を考えている時の活動を観察した結果が掲載されています。
 もちろん、医学書という訳ではないので、詳細なデータ等が記載されている訳ではありませんが、大変興味深いものとなっています。

問題

アマ

プロ

布石問題

脳の右半球後半部(形のイメージを考える部位)の狭い範囲に限局

左半球側頭、頭頂部のごく限られた一部(恐らく理論的に捌かれている)

詰碁問題

右半球が主役だが、右脳後半部を使い同時に前頭前野(工夫・創作・応用)も活発に活動。
同時に左半球(計算・理屈)の部位も随伴的に一部活用、左前頭前野も一部活動


小脳のみ。その他大脳部位は殆ど活動せず。

終盤初めでの優劣問題
-

アマでは手に負えない難しい問題。小脳での経験の蓄積に基づいて、左脳頭頂部の一部と共にほぼ全員が共通して答えを出す


 結果を簡単に纏めたものが、上図となりますが、プロ棋士の場合は今までに蓄積された経験値に基づいて、小脳(過去の運動経験の蓄積は、小脳に記憶されるらしい)で処理する事が多いものの、アマチュアに取っては、想像道理と言うか、やはり右脳を活発に活用し、また前頭前野も使用されるようです。

 この種のものには、以下のような著作もある様ですが、残念ながら現在の所、所有していないので詳しい事は判りません。
undefined
 囲碁と右脳の関連に関しては、記憶力というのもあると思います。一般人からみて異常とも思えるような記憶力を発揮する人が居ますが、こういった人達は、覚える内容をイメージ化して覚えるのだそうです。
 プロ棋士が何十年も前の対局の石の並びを覚えているのは、恐らく上記の様に、棋譜を頭から覚えているのではなく、石の並びを形で覚えているのではないか?と思います。

 ちなみに、詰碁の問題は張栩名人・王座(現)が作成したものとの事です。
posted by SeaChild at 18:21 | Comment(0) | TrackBack(1) | 囲碁普及| Edit

2005年11月27日

囲碁普及 超初心者向け解説本

 最近、ネット碁オンリーで対局場に来る人が増えている様です。かく言う自分も初めは独学、そして親に習って以降は、ネット碁オンリーといった状況です。
 そして、そういった独学で闇雲に打っている人などは、かなりな打ち方をします。例えば、アタリに気が付かずに、相手の大石を取ろうとする。欠け目で生き様が無い部分を、必死にポチポチと補充している(らしい)といった感じです。

 囲碁は感性とか感覚的な部分を多分に含み、囲碁を伝えるのは(ネット上では、口伝え成らぬ筆談になるので尚更)大変難しいものです。
 例えば、絵画を見て大変感動し、それを見た事が無い10人の人に伝えようとすれば、どれ程構図がどうとか、色使い、筆使いがどうと熱っぽく語った所で、きっと文字どおり十人十色の受け取り方をすると思います。

 囲碁もこれと良く似た部分があり、ここが誤解を招きやすい面でもあると思います。つまり将棋など他のボードゲームと比べて、直感的に判りづらい為、独学で受け取る人それぞれに、こういったもの…という固定概念が生まれるのかも知れません。
igolife.gif
 図は、なんだこれ?と思う人も多いと思います。ただの黒い記号?模様?と思う人も多いかも知れませんが、正解を直ぐに見破った人も居ると思います。
 これは、白抜きでIGO LIFE(囲碁ライフ)と描かれたものです。初心者の人はアタリに気が付かない、無駄な手を打っているのに気が付かない等々、というのは図を見て記号と思い込んだ場合の様に、個々人の固定概念で進んでいては、囲碁の入門が容易ではないという一例です。

 その代わり、ある程度の経験を得た人達から見ると(上図の絵を理解した人)今度は逆に、どうしても「IGO LIFE」という文字に見えてしまう様に、記号と思い違いをしている人に「何で?判らないの?」と感じてしまいます。

 つまり、直感的な操作や理解の出来る分野とは、一寸違うという面が、囲碁の裾野の広大に多少なりとも、壁になっていると思います。
 ネットオンリーで独学になれば、尚更こういった事が増えてくると考えられます。

 囲碁は、ある一定の線を越すと面白いものですが、その前に挫折する人が大変多いというのも勿体無い話しです。囲碁に関しての勘違いの前に、囲碁は難しそうだ…という固定概念を崩すのも容易ではないと思います。

 折角囲碁を覚えて、さてネット碁デビューしても負けの連続…ここで、結局挫折するという事も有り得ます。あせあせ(飛び散る汗)
 どんな人でも、誰でも判る。そんな丁寧で判り易い、画期的な入門書なりツールがあれば…と思います。

 そんな都合の良いものなんか無いよ…と思うかも知れませんが、囲碁のイメージの改善やその他外的な部分を改善するのも良いですが入り口部分での受け入れ体制を万全にする事は大変重要だと思います。
posted by SeaChild at 07:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2005年11月23日

囲碁普及 東大の囲碁講座

 以前、移転前のブログでもご紹介しましたが、東京大学で囲碁の講義が行われています。これはご存知の方も多いと思います。
 実は、ネット対局幽玄の間でこの講義を受講している生徒さんと、チャットをする機会がありました。何でも幽玄の間を見学(本物の方です)したり、NHKが取材に来ていたりと、色々な事を教わりました。耳

 なんでも初めは『囲碁に関して知っている事』や『囲碁に対する意気込み』みたいなテーマで作文を書かされたそうです。
 で、その作文が110通程集まり、その中から36名程が現在の講義を受講しているという訳です。
 当初から人気講義だというのは報道で知っていましたが、中には受講する事で単位が認定される為、楽チンだから入る人も多いんじゃないか?と思っていました。あせあせ(飛び散る汗)

 しかし、案に相違して今でもきちんと出席している人が多いそうで、この講義は面白いという事でした。
 という訳で、積極的に幽玄の間に接続して、お互い対局を楽しんでいるようです。
 ちなみに、この講義が好評であれば、来期も行いたいという事が報道されていました。
 是非、定期的に行われるよう願っています。手(グー)こちらは講師の一人、梅沢由香里五段のブログ(サインを貰いに行列が出来た程の人気ぶりで、次の講師予定の棋士の方が、交代した後誰も受講しに来なくなるのを心配していたとか・・・・)
posted by SeaChild at 18:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

2005年11月11日

囲碁普及 心理学者の方が見る囲碁のイメージ

 以前、ここのブログに移転する前に書きましたが、東大で囲碁の授業が行われるというニュースがありました。
 しかし、実際には先駆者が居たようです林道義のホームページ。
 ざっと見た感じでは、どうも経済学博士で現在の専攻は心理学。最近まで東京女子大学の教授をされていた様です。

 この中で、囲碁に関するページには様々な事柄が書かれています。内容から察するに、NHKの囲碁テキスト内でのエッセイを掲載したもののように思われますが、学生(全く囲碁を知らない)に囲碁を教える際の様子など、何となくわかる様な気がします。

 対局の際には、案外メンタル部分が大きく左右する。というのが経験上あって、上手の人に打ってもらう時に、余り攻めないという事がありました。
 これは、どうも相手を攻めに行っても、上手く捌かれてしまうという恐怖心があって、無駄な手を打ちたくない→結果形勢が傾くはずも無く負けてしまう=上手もこれでは面白くない、という事を繰り返した事があります。ふらふら

 まぁ、それはそれとして、他に色々な分野のエッセイがあり時間はかかると思いますが、今後のコンテンツの追加を見てみたいと思います。
posted by SeaChild at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁普及| Edit

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。