2006年09月05日

囲碁ビジネス 中国経済

 ざっと調べた所によると、中国に進出した日本企業は、約920万人の雇用の創出と、420億元の税金を納めている様です。
 これ以外に、勿論雇用によって中国内需にも貢献している事になります。しかし、他の外資系ではスポーツ等のスポンサーを行う事で中国国内でPRを行う様ですが、日本企業は今ひとつこういった広報活動は苦手としているようです。

 トヨタ&デンソー杯の様に、何かしらの国際棋戦があれば良いですが、無数に増やすのは不可能なのと、費用対効果という点でも複数の企業が共同で支出するものがあれば面白いと思います。

 さて、日中間は政治的に現在冷え切っていると言われますが、現在の状況を見ると経済的には、両国の貿易額はアメリカを抜いている様で、この状況からみると、紛争と言った点に関しては、比較的心配はないと思います。

 むしろ、日本国内の内需が冷え込まないようにするのが得策と思います。自由貿易として、アメリカ・カナダ・メキシコで締結されたNAFTAでは、競争力の弱いメキシコ企業が、アメリカ企業に駆逐されてしまうという現象が起こりましたが、逆に安い労働力を求めてメキシコに渡り、そこで生産した物をアメリカに逆輸入するという図式で、アメリカ自身も傷つき、またメキシコ通貨危機を誘発した為に、今度は対ラテンアメリカ系で貿易黒字であったアメリカに更に追い討ちがかかるという結果になりました。

 その意味では、自由経済とか資本主義のグローバリズムとか言うと、確かに相互に恩恵がある為に、国対国といった全面的な戦争は起こり難いのですが、何処か富が一極集中する面があります。

 日本は日本で、似た様な事に、日中間の貿易額が増大するものの、日本企業が中国生産品を日本に逆輸出する等で、対中貿易赤字は年々増えているようです。

 実の所は、紛争地で使われる地雷やAK47というソ連製の銃は、現在では製造されておらず、中国の模造品である様です。
 またエネルギー問題を抱えているため、イランとは核技術等の供与の代わりに石油の輸入をするという事が行われていて、国連でイランの査察に中国が反対するのもこの為である様です。

 その為に懸念があるものの、13億という巨大な市場に対して、どの国でも無視出来ない、という非常に微妙な状況にあるのです。
 アメリカはある時期から、投資コストの掛からない金融サービスが非常に発達して、その代わりに製造業の分野がなおざりにされてきた面があります。

 軍事に関連する分野、軍事技術や衛星等の宇宙開発、ITや医療といった分野では、日本では太刀打ち出来ないほど発達した分野がある反面、製造業よりも金融サービスに力を入れた為、日本の製品や中国の製品が大量に出回るという事が起き、更に国民が借金してまで大量消費する、不思議な国になりました。

 それは一面では、消費する事で他国の企業の経営が上向き、経済が発展する事で投資する金融サービスが潤うという面があり、その意味で次期大量消費国家としての、中国を無視できないのです。
 
 仮にアメリカ経済が破綻した途端に、対米輸出額の大きい中国でも大打撃があるのと同様、対外依存度が増えれば、その分だけ米中関係の様に、一見して冷えている様で、余り険悪に成らないのは、最近中国の対日政策を見直す形で極めて冷静になってきた要因でもあると思います。

 結局のところ、何が言いたいのか判らなくなりましたが(笑)その他にも、エネルギー問題や食物で、石油メジャー、穀物メジャーと、日本の丸紅の様な商社や中国の国営企業が、それぞれに争奪戦を行い、まるで地球という碁盤でそれぞれが陣取り合戦をしている様な感じで、異常に複雑です。

 ライフスタイルの向上・変化は、エネルギーと食料の枯渇を産む事になり、何かしらの代換エネルギーと、食事の変化を生むと思います。
 例えば、ブラジルのジャングルが大豆畑の為に、どんどん開拓されてしまう為に、何かしらの気象変化を生む可能性と同時に、この大豆は何に使うのかと言えば、人間ではなく家畜の食料になるのです。

 家畜は、1kg.の肉を作る為に11倍程度の穀物を必要とし、水は更に戦艦を一艘浮かべる程必要な様です。
 つまり、食生活が世界的に変化しつつある為に、大量の穀物と水と木を消費しつつあり、代わりに得るものは成人病という事で、何事も突進し過ぎるとロクな事が起こらないようです。

 どうも、輸出依存度が高いと危険を伴い易いですが、それと共に内需を疎かにすると、製造業で言えば産業の空洞化を招き易いと思います。
 製造をこなす為に、いわゆるカイゼンという事が可能なのと、源泉技術や基幹部品や製造機器といった面で、ある程度その国の産業のバックアップも必要だと思います。

 製造機器などはメンテナンスもありますし、国際競争力が激化しても、基幹部品が強ければ、それだけ有利です。
 サムソンや現代と言った、強力な企業が何処かの国で誕生するかも知れませんが、その方がむしろ切磋琢磨できるでしょう。

 碁では無分別に欲張ると失敗します。無理やり碁関連でまとめると(^^; トヨタ&デンソー杯の様に、部品供給するメーカー等では、例えば燃費の良いものやガソリンに代わるものの需要が増すでしょう。
 実際の完成品も無くては、技術の空洞化を招きますが、高品位な部品輸出も国際競争力が高まり易くなる反面、実は色々な意味で必要な事で、日本へ逆輸出とは別にメリットがあります。

 日本製品が売れようと、海外企業の製品が売れようと、中身の高品位部品で日本製が強ければ、勝手に市場が広がるという意味です。

 そして、明らかに中国は日本の企業に対しては、研究対象になっているでしょう。政治的な関係で冷え込んでいるとはいえ、製造機器、部品供給メーカーが共同して、新たな国際棋戦が現れると良いと思います。
posted by SeaChild at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁ビジネス| Edit
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